障害のない世界

ワークスコンセプトカップ2018

 

16年前、ケントが発達障害だということが分かった。

 

しばらくして思った。

 

知的な遅れのないADHDやアスペルガーの子たちの将来の就労はどうなるのだろう?

 

障害者手帳をもらって、障害者枠での就労という感じでもないし、かと言ってなんの支援もなく就労ができるのだろうか?

 

結局、ケントは私の心配や予想を超えて、自分で事業を起こして、株式会社を作った。

 

なんだか夢のような話だ。

 

 

話は変わって

 

今日なんとリタリコの就労支援の各事業所の取り組みを発表するというか競う「ワークスコンセプトカップ2018」に審査員として参加する機会を頂いた。

 

全国の予選を勝ち抜いた横浜都筑、大阪天王寺、尼崎、さいたま浦和の4つの事業所の発表を拝見した。

 

もう、なんというか感動❗️

 

全てすばらしかった。

 

その当時、こんな支援があったらいいのになぁというものが、ちゃんとかたちになっていたのだ。

 

 

その人の強みを企業にアピールする。

 

同時にその方が朝早く起きることが難しいという問題を解決すべく11時出社にしてもらう。

 

つまり、強みを生かしつつ、本人に合わせた働き方を実現させている。

 

 

大阪、天王寺のWithマークはなかなかおもしろかった。

 

「Withマークとは、

年齢、性別、国籍、障がいの有無や
その他様々なカテゴリーに関係なく
誰もが『ともに』過ごせる、
安心できる場所を目指したいという
『想い』を見えるカタチにしたものです。
想いに賛同したした人やお店か持ち物に
貼ったり、入り口に貼るなどして
想いの見える化をしています。」

 

 

「Withマーク」は、メンバーさんにとって安心できる場所を増やしたいという想いからはじめたということだった。

 

この考え方に賛同した企業がメンバーさんの実習を快く受け入れ、実習の末、就職が決まったそうだ。

 

 

地域を巻き込み、障がいのない世界を実現させて行く。

 

誰もが安心して幸せに過ごせる社会

 

 

すばらしい❗️

 

 

リタリコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

確か、5年くらい前だろうか‥‥

 

リタリコの社長さんが、ケントと次男に会いたいとおっしゃってお会いした。

 

そのときに社長さんはケントを見ておっしゃった。

 

「ケント君は将来、立派な経営者になるよ」

 

まだ立派とは言えないかもだけど、けんとは経営者になった。

 

ちなみに、次男のことも「すごく良いよ。君の話はみんなが聞きたがるよ」みたいなことをおっしゃっていた。

 

 

私はリタリコの理念やビジョンが好きだ。

 

ちょっと紹介させて頂こう。

 

 

『LITALICOの理念

 

 

 

 

 

 

世界を変える

すべての人の可能性が最大に
拡がる社会の仕組みを 築くとともに
世界が誇れる文化を創出する

 

社員を幸せにする

社員を幸せにすることが
関わる人の幸せにつながる
人間性を重視し、自主性を尊重した
自由闊達な風土を築く

 

LITALICOのビジョン

 

 

 

 

 

 

障害は人ではなく、社会の側にある
社会にある障害をなくしていくことを通して
多様な人が幸せになれる
「人」が中心の社会をつくる』

参照: LITALICO

 

何年か前にリタリコとご縁ができた。

 

そのときからずっと、リタリコをかげながら応援している。

 

 

 

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