覚えている

次男とコラボ

次男と初めてコラボ。

次男はNHKのハートフォーラムは何度か出ているのだけど、講演というかたちは初めて。

とても緊張していた。

ところが始まると、自分の思いをしっかり伝えていた。

次男もケントと同じように質疑応答。

シンプルにさらっと答えるケントと対照的で、次男は言葉を選びつつじっくり答える。

私も興味深く聞いていた。

冒頭で次男が言ったことが印象的だった。

「……母はこんなに大変なことがあってそこから学んだって言うのではなく、ただ『覚えていたんです』悲しいことも、辛いことも、楽しいことも、幸せなことも…… 覚えていたんです。覚えていたから、こうして皆さんの前で話しています」

次男が言ったことを思い出して書いてもそこにはなんの力もないが、次男が言った「覚えている」っていうのには深い意味が込められていた。

私は家族の色々な出来事をかなり鮮明に覚えている。

もちろん忘れ去っていることがほとんどだが、覚えていることは言葉のやり取りまでしっかり記憶していたりする

だから、本を書くときにすごく助かった。

 

覚えていることの意味

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覚えているっていうのは、とても大切なことだけど、悪い記憶を悪いこととして、しっかりしまい込んでいると苦しくなったりする。

私も辛い時期のことはあまり思い出したくない。

だけど、皆さんにイチゴドーナツ事件とか、ガスファンヒーター事件とか言って話していると、なんだか楽しいことにすり替えられているような気さえする。

まー 聞いて下さっている方も「こんなに辛かったんです」って暗い顔をして言われても困るだけだ。

すごく単純に書くと、私は次男の言うとおり、ただ覚えていることを楽しそうに話している。

どんなできごとも……

 

次男は私の講演を初めて聞いた。

その聞いた直後の言葉が「覚えている」ってことだった。

 

子どもたちとの出来事を親は大切に覚えている。

覚えていること自体「愛」だ。

 

今日は次男の言葉からたくさんのことを学んだ。

 

そして、考えた。

 

その一つ一つの言葉が心の中にじんわり広かった(@^^)/~~~

 

ちなみに、次男は最後に皆さんにエールを送ることができなかったと悔やんでいた(・・;)

 

そんなわけで、個別のご相談お受けしています。

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kurasuhinto@gmail.com

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