痛い〜 痛い〜
朝、洗濯物を干していたら、小さな女の子の泣き声が聞こえてきた。
「痛い〜 ウェーン 痛いよ〜ウェーン‥」
「痛かったねー 大丈夫、大丈夫‥」
女の子はお母さんに抱きしめられている。
たったそれだけの光景を見て思った。
痛いときに「痛い」って泣けて、一番信頼している人から「痛かったねー」って共感してもらって「大丈夫」って抱きしめてもらう。
こういうことを繰り返していたら、子どもは人を信頼できるおとなに成長するのだろう。
痛くても放っておかれたり「あなたが不注意だからころんだんでしょ❗️」って冷たく言われたりしたら子どもは悲しい。
そんなことを繰り返していたら、もう「痛い」「悲しい」って言わなくなる。
言えば、言うほど傷付くもの。
子どもが幼いときに親と愛着を築くことは本当に大切なこと。
これが築かれていないために、おとなになっても不安だったり、自信がなかったり、心にぽっかり穴が空いてしまっている人が多いと感じる。
なんでも痛い
孫ちゃんは「痛い」とよく言うらしい。
肉体的に痛いときだけでなく、悲しいときも「痛い」って泣くらしい。
孫ちゃんにとっては両方痛いことなんだね。
「痛い」って言う度に大好きなママに抱きしめてもらう。
その安心感。
そういうものが人としてのベースを築いて行く。
「万引き家族」の最後の情景がまた、目に浮かんで、苦しくなっているんだけど、
だからこそ
「子育て♡ぎふてっど」やって行きたい。