出せば、入ってくる
私は子どもを4人育てたが、ベビー服は不要になったところで、思い出の1枚か2枚だけとっておいて、全て誰かにあげてしまう。
次の子どもが生まれると、誰かしらが、お古を譲ってくださる。
ちなみに長女は神奈川、長男は東京、次男は京都、三男は広島で生まれている。
なので、差し上げた方から戻ってくることはない。
それでも、毎回、必要なものは回ってくる。
夫は「『金は天下の周りもの』だから、出さなきゃ回ってこない」とよく言っていた。
洋服や不要な物はバンバン断捨離できるのに、お金に関しては、節約って言う考えもあり、夫が言うことは分かるが、出すことに抵抗があった。
でも、去年くらいから、お金のブロックが外れ「出て行くものは出て行くのよ」と、ちょっと開き直ったような気持ちになった。
それから、出て行くお金が気にならなくなった。
気付いたら、出て行った分、お金が入ってくるようになった。
これは、けっこう不思議だった。
残念ながら、お金のブロックが外れても、出て行くものは出て行く。
出て行っても、入ってくる。
私にとって、嬉しかったのが「出て行くお金があっても気にならなくなった」ってこと。
心がちくりとしなくなった。
出て行くお金に対して「行ってらっしゃーい」っていう、とらえ方ができるようになった。
「行ってらっしゃーい」の次は「お帰りなさーい」なわけだ。
あんまり執着しなくなったので、給料日を忘れてしまうことも多々。
循環
ただ、循環しているだけな気がする。
お金も物も知識も情報も……
必要とするところに入ってくる。
容量があるから、不要なものはゴミ箱に入れたり、放出すれば、空きができて、そこに必要なものが入ってくる。
いろんなものにしがみつかなくていいんだなって思う。
私がお気に入りの食器を割って、がっかりしていても「形あるものは、いつか壊れるんだよ」と言っていた夫。
多分、そういう執着しない夫のおかげもあって、私は段々に楽になってきた気がする。
執着しない生き方は楽ちんだね(^_-)-☆
子育てがハッピーになるヒント