電流が流れる首輪
「犬が吠えると電流が流れるという首輪があるそうなんです。
犬が吠えると電流が流れるので、犬は当然それが嫌で吠えなくなる。
つまりしつけのための道具なんです。
しつけで、犬が吠えなくなるということなんだと思いますが、しつけで身に付いたものは成長とは言いません。
しつけでは成長しないんです」
これは今朝次男が言っていたこと。
今、三男が膝の手術をしている最中で、談話室で待っている。
それで、テレビがついていて、音だけ聞こえてくる。
小学校の女の子が親の虐待で亡くなったというニュース。
親は「しつけのつもりだった」と言っているという。
決まって、そういう言い訳をする。
しつけっていうのは、「礼儀、作法を教えこむ」ことらしい。
この「教えこむ」っていうのがなんとも気になる。
教えこむために暴力をふるう。
恐怖を与えて無理やりしつけるってことなわけだ。
つまり、無駄吠え防止の電流が流れる首輪と繋がっている感じがする。
教えこむ
次男はしつけでは成長は望めないと言う。
子どもにも意思があり、力がある。
自分の力で成長して行く。
「教える」ことは必要でも「教えこむ」必要はない。
いつまでもなくならない幼児虐待。
この「しつけ」ってのが大きく関わっている。
しつけはコントロールだ。
教えればいいだけなんだけどなぁ( ̄^ ̄)ゞ