思いやりに満ちた言葉

次男が・・・

朝早くから、遊園地に行き、夕飯も食べて来てしまったので、帰りは遅くなった。
ハンバーグは作って、冷蔵庫には入れてあったものの、朝食と同じメニュー。
次男は海の日でも大学は授業があり、いつも通り登校。
私たちが帰ってきたのは夜の9時半。
お腹がすけば、勝手に作って食べたりもするので、特に連絡もせず、遅く帰って来たわけだ。
珍しく、次男は夕飯を食べていなかった。
お腹はすいてると言うので、慌てて、適当に直ぐにできるものを並べた。
食べ終わると次男は「お母様、お疲れのところ、わざわざ作って下さり、ありがとうございました」と洗い物をしている私のところに来て言った。

人間の器

「ごめんね。こんなに遅くなっちゃって」と言うと、「皆で楽しい一日を過ごしてこられたのですから何よりです。本当に良かったです」そう言って2階に上がった。
こういう類いのことで夫や次男から攻められたことがない。
私が楽しく過ごしたことを喜んで
くれる。
私などはまず自分のことを考えてしまうので、先に不満を口にしたりする。
いつも、夫や次男からそういう優しい言葉が返って来ると、人間の器の大きさが全く違うなと感じる。
まず、自分のことを第一に考えるか、人の気持ちに目が向けられるか?
この差は大きい。
どうやら夫も次男もそういう性質を生まれもっているように思う。
私はそういう二人の模範を見ながら、まず、人のことを一番に考えられるように、学ぶ必要があるようだ。
それにしても、言葉の力は大きい。

「こんなに遅くまで、夕飯も作らず、何をやっていたんだ」と言われていたら、せっかく楽しかった一日が台無しになってしまう。
「良い一日を過ごせて本当に良かったです」
穏やかな次男の言葉で今日の一日が更に幸せな一日として、私の心に刻まれた。
思いやりに満ちた言葉は人に安らぎと、幸福をもたらすo(*⌒―⌒*)o

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