「先生、褒めて!」

英語が好きになった理由

私の友人が話して話してくれたこと。
彼女が中学の時に、勉強は嫌いだったけど、彼女が英語の教科書を読んだとき、先生がポツリと言った。
「おまえ、発音はいいな」その一言で英語が好きになった。
他の勉強は嫌いだったけど、英語は好きで、その後もずっと学び続けた。
英語は生活の一部になった。
時々、アメリカに旅行し、気付けば、彼女の息子はアメリカに留学していた。
私はこの話を聞いたとき、先生のポジティブな言葉かけが、子どもにとって、どれ程の影響を及ぼすか、しみじみと感じた。

きっと英語の先生は自分が言った「おまえ、発音はいいな」の行く末は知らないと思う。
それで、私は思い出してみた。
私は先生から何かポジティブなことを言われたことがあるのだろうか?
15年くらい、学校へ行っていた訳だけど、一生懸命思い出しても先生に誉められたことが全く思い出せない。
その逆の自信をなくすようなことを言われたことはいっぱい思い出すのに、誉められたことを思い出せないって、つまり、なかったのかな?
私はうちの子どもたちと逆で毎日、せっせと休まず学校に行っていた。
それなのに、学校で誉められた記憶がない。
そんなに私、ダメだったのかなぁ(* ̄ー ̄)
まー 私の小学校1年生のときの話は強烈で、そりゃー誉められないよなって感じだったけど……
だけど、ちょっと寂しい。

一緒にいるだけで癒される

私は子どもたちの学年が上がり、先生が変わると、子どものことを新しい先生にお伝えする。
そのときにどういう子か話すときに、必ず、お伝えするのが、良いところ。
「息子は優しくて、一緒にいるだけで安らぐんです……」
そして1学期が修了する前の個人面談のときに先生がおっしゃったこと。
「お母さんのおっしゃった通りでした。堀内君といるだけで癒されました」
先生は次男の良いところをいっぱい見つけて誉めて下さった。
先生の次男に対する思いはクラスの子どもたちに伝わっていたと思う。
次男はかなり変わっているのに、クラスの人気者だった。

これを読んで下さっている方の中に、学校の先生がいらっしゃったら、子どもたちのこといっぱい誉めて下さいね。
先生から誉められた記憶のない私からのお願いです<(_ _*)>

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA