承認欲求
朝食の時、次男が言ったこと。
「昨日、三男が『今日は出張だった』と言ったので、『どこへ行ったの?』と聞きました。
『山梨』って答えたので『お疲れ様でした』と私は言いました。
それで会話は終わりました。
三男は承認欲求が強いです。
ですが、そういう時に、細かく質問をすると、めんどくさくて怒ったりします。
ですから、この程度で会話を終了するのが、丁度良いのです」
これを聞いて「なるほど」と思った。
次男が言う通り、三男は自分から「今日は疲れた」とか「大変だった」と言うので、色々聞くと、いきなり切れたりする。
「なんで、帰ってまで仕事の話をしなきゃいけないんだよ!」
「えー! 自分から大変だったって言ったでしょ。
だから、何が大変だったのか成り行きで聞いたんだけど……」
みたいなやり取りを三男と私がしているのを次男は何度か見ていた。
それでアドバイスをくれたのだろう。
話はそれるが、もちろん次男は三男のことを名前で呼んでいるけど、本人の許可をもらっていないので、次男、三男は名前を出していない。
ちよっと不自然な感じだけど、あしからず……
主導権はどっちに?
「私は営業について考えていました。
お父様は『セールストークなんかいらない』と言っていました。
それで、私は色々考えたんです。
お父様はもう一つ『セールスマンが客の質問に対してちゃんと答えない。そうするとイライラする。
でも、できるセールスマンはこっちの聞いてることに的確に答える。
つまり、客の話をちゃんと聞いてる』って言うことを言っていました。
それで、思ったんです。
自分が主導権をもつのではなく、相手に主導権をもってもらう。
こっちの買ってほしいものを買ってもらうために誘導するのではなく、あくまでも、お客さんが買いたいものを一緒に探す。
お客さんが自分がほしい物を選ぶ助けをする。
こちらの買ってほしいものをお客さんが買うと、どこかで不満が残るんです。
ですから、次に買うときに、そこではないところで買おうとします。
ですから、主導権をこちらがもたない。
つまり相手に主導権をもってもらうということが大切なんじゃないかと思いました」
この話を聞いて、親は主導権をもちがちだけど、主導権が子どもにあれば、子どもがしてほしいことをしようというふうになる。
佐々木正美先生がおっしゃる「子どものしてほしいことををしてあげなさい。過保護はOK」って話にも繋がる。
なるほど
財布忘れた次男
次男は「1限目はテストで、遅刻する」とか言いながら、この話をしていた。
おまけに「雪だから歩いて行きます」と言って、駅まで歩いて、財布を忘れたことに気付いた。
お陰で雪なのに駅まで財布を届けるはめになった。
でも次男は
「駅まで来たら、財布がないことに気が付きました。
大変申し訳ないのですが、届けて頂けると嬉しいですが……」と電話をかけてきた。
そんな風に言われたら、「分かった。持って行くよ」ということになる。
次男はコミニュケーションは大切だと言う。
どうやったら、相手が気持ち良く動くことができるか、考えてものを言うことが大事だと……
色々勉強になった雪の朝(*^^)v
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