ゲームオーナー
就活中の次男、グループワークでゲームをやったりする。
大学でも授業の中で、グループに分かれてゲームをするそうだ。
すると次男はそのゲームの穴を見つけてしまうらしい。
この方法なら誰だってすぐに勝てるって方法に気付いてしまう。
そうすると、黙って勝てばいいのに、ゲームの穴を教授に指摘する。
驚いたことに、今まで何年間もその方法でゲームをやってきたようだ。
しかし、確かに次男の指摘通りなので、すぐにルール変更が行われる。
次男は物事をシンプルに考える。
ただ、ただ勝てる方法を徹底的に考える。
すると、穴を見つけてしまうらしい。
そんな話を、夫にすると、
「オレもそうだよ。
ただオレは黙って勝つけどね。
勝つことが目的だからな」と言っていた。
そして、その後に印象的なことを言った。
「オレはゲームプレーヤーではなく、ゲームオーナーになる」
なんか、ホントに大学生のころからそういう視点をもっていた。
決断力
話は変わるが私は学生時代、花屋でバイトをしていた。
そして、私は社会に出て花屋をやめたのだけど、夫が大学生のとき(私は夫より7つ年上である)に花屋を紹介して、夫は花屋でバイトをするようになった。
花屋の書き入れ時は年末に行われる、お正月のお飾り作り。
夫は大学で学んでいた経営工学の知識を活かして、計画を立て、お飾り作りを友人と協力して行った。
その結果、売上は伸び、オーナーに感謝され、ご飯を毎日たらふく食べさせてもらっていた。
そういう類の話がたくさんあった。
夫の頭の作りは学生時代から、経営者向きだったのだと思う。
そして、ケント
この間、ケントにややこしいお願いごとをした。
するとけんとは言った。
「オレのメリットとデメリットを説明しろ」
ケントは話しを聞いて理解し、ササッと方法を示し、「これならいいだろ」
そう言って、オッケーしてくれた。
みごとだった。
この頭の回転の良さと決断の早さは、夫と同じだ。
講演のときに何を聞かれても、ケントも次男もスパッと答える。
ADHDゆえの衝動性は決断の早さにもつながっていると思う。
「もっと、もっと発達障害の人の強みにもフォーカスしてください」m(__)m
講演、相談会、個別相談、執筆賜ります。
(発達障害、子育て、自立に向けて、不登校、引きこもり…)
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