準備の4年間

落差激しい

次男はこのところ研修を受けている。

 

大学の単位は取り終えたので、研修だけ行っている。

 

大学や就活でのグループワークの経験から、発表はお手の物らしい。

 

次男が発表すると皆驚くようだ。

 

自分でも良い発表ができていると感じるらしい。

 

ところが他の部分では、できないことや間違いも多く苦戦している。

 

とにかく、その落差が激しい。

 

 

それを見ている人は、あんなに立派に発表ができるのに、なんでこんなこともできないのかと思うわけだ。

 

そこが、できることとできないことの差が激しい自閉スペクトラム症の人の特徴。

 

 

でもなんだか次男はそれをそんなに気にしている様子もなく「できないことは繰り返しやって覚えます」と前向きな発言をしている。

 

 

そして、自分の強みによって一目置かれている。

 

 

消極的理由

 

 

 

 

 

 

 

後、3カ月で社会人。

 

そういう自分をなかなかイメージできなかったようだが、長い就活を通してどんどんたくましくなったように感じる。

 

大学で、就活のための大切なオリエンテーションをすっかり忘れて、結局全部自力で就活をする羽目になった次男。

 

結果として、その経験が自信になったように見える。

 

色んな不安はあるのだと思うが、次男の口からそういうマイナスな言葉は出てこない。

 

本当に成長したと思う。

 

 

次男が大学に行った理由は一つ。

 

「まだ社会に出る自信がないから」
という消極的なものだった。

 

そして、4年間という時間をかけて、少しずつ社会に出る準備をした。

 

次男にはこの4年間は必要だったのだ。

 

 

かなり高い授業料だったけど、大切な4年間だった(´∀`*)

 

 

 

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