気持ちの切り換え その1

今日の講演

今日は講演だった。
人権セミナーということで、最初に介護がテーマの映画を30分くらい見て、その後私が「発達障害の子が働くおとなになるヒント」というテーマでお話した。
映画は多分、良い映画だったのだと思う。

 

だけど、なんだかずしっときて、心がドヨ~ンとなった。
「え~!この雰囲気の中、話すんですか?」って、ちょっと気が重い。
ところが司会者さん、私を紹介するときに、私の本の紹介をして下さったのだけど、「発達障害の子とハッピーエンドに暮らすヒント」とおっしゃった。
正しくは「発達障害の子がハッピーに暮らすヒント」似てるけどね。
ご本人はその間違いに気付いておられない。
だけど、私はおかしくてたまらない。
堀内家はまだエンドではありませんから……

 

めっちゃ楽しい気分でスタートできた。
「司会者さん、ありがとう!」って感じだった。
つまりこれって、私がよく言う気持ちの切り換え。
重い雰囲気がおもしろい一言で思わず笑って気持ちが変わった。
お陰さまで楽しく講演できた。
この気持ちの切り換えは重要だと思う。

 

一つの方法にとらわれてはいけない

自閉症の方は特にそうだけど、ひとつの思いが頭の中をぐるぐるして、そこから抜けられなくて苦しい思いをする。
自閉症の方でなくても、そういうことはいっぱいある。
ひとつの思いにとらわれるとだいたいろくなことはない。
そこから抜け出る方法の一つが気持ちの切り換えなわけだ。
今回は笑って気持ちが切り換わったわけだけど、笑うのはよい方法。
しんどかったり、緊張しているときに笑うと緩む感じがする。
その他にも気持ちの切り換え法はたくさんある。

 

明日は次男の気持ちの切り換え法も含めてご紹介します。

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気持ちの切り換え その1」への1件のフィードバック

  1. あんみつ 返信

    はじまして、私は高校生、中3女子、中1男子の母です。中3女子は小4の後半から自由な時間に登校するようになり、小5の後半から不登校を繰り返すようになりました。小6で自閉症スペクトラムの診断がつきました。中3の今、自室でゆっくり過ごしています。グレーゾーンの中1男子は小3から登校を渋るようになり時々お休み、学年が上がるごとに頻度はまし、小6では遅刻で登校し教室以外の場所で過ごして、春に小学校を卒業しました。今のところ何とか登校しています。

    7/5の講演会に参加させていただきました。「うん。うん。」と心の中でうなずきながら楽しく聞かせたいただきました。と同時に「凄い!」と思いました。4人のお子さんたちは自己肯定感を持って成長されているように感じました。それぞれの個性にそれぞれの対応をすることはとても大変なことだったと思います。たくさんのエネルギーが必要だったのではないかと想像しました。お子さんたちは「生きる力」を育ててもらえてとても幸せですね!私も「大丈夫!きっと何とかなる!」と自分に言い聞かせて口角を上げてやってきましたがここにきてくじけそうになっています。

    ごめんなさい。講演会の感想をと思っていましたが最後は私の愚痴になってしまいました。これからも読ませていただきたいと思います。

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