夏休みの記憶

夏休み、好き!

もうすぐ夏休み。

 

うちには大学生が一人いるだけだし、夏休みってもう遠い昔のことのようなんだけど……

 

 

子どもたちがまだ、小学生の頃

 

夏休みが近い今頃になると周りのお母さんたちは「夏休みが始まるのが、気が重い」と口々に言った。

 

みんなそんな感じの中、私は一人ひそかに「夏休み、気が楽ー、好きー」って思っていた。

 

どうやら、多くのお母さんは、いつも学校に行っている子どもたちが家にずっといるのが大変らしい。

 

もちろん、子どもたちは兄弟ケンカするし、お昼ごはんの支度もしなくてはならないし、夏休みの宿題も見なくちゃならない。

 

確かに大変そうだ。

 

 

そういうことを全部合せても、私は夏休みの方が好きだった。

 

 

だいたい、学校には行かない子や、あんまり行きたくない子が多かったので、学校に送り出すことが大変だった。

 

夏休みになれば、子どもたちは後ろめたさもなく、のんびり家にいることができる。

 

そういう状態を見てる方がずっと良かった。

 

みんな一日中家にいても……

 

男の子たちは朝っぱらから、お風呂場で、水鉄砲とかで飽きもせず遊んでいた。

めんどうくさくてビニールプールに水を入れるなんてことは、してあげなかった。

 

温めのお湯をお風呂に入れてやればそれで十分だった。

 

一人だとちょっと心配だけど、3人で入っているから大丈夫。

 

お昼ごはんを食べたら、ディズニーのビデオとか見て、おやつを食べて、夕方になってから公園で遅くまで遊ぶ。

 

そんな一日を過ごしていた。

 

なんとものどかな記憶だ。

 

宿題はやってる子もいたけど、決してやらない子もいた。

 

もちろん、ケント(。> <。)

 

ホントにほんとに私は夏休みの方が好きだった。

 

 

どんな、おとなになった?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あんまり学校に行かなかったし、宿題やらなかったし、いっつも家でゴロゴロしてたケントは、知らない間にエネルギッシュなおとなになっていた。

 

今は朝早くから働いて、家族を養っている。

 

 

子ども時代くらい、のんびりとゴロゴロと好きに過ごしてもいいんじゃないかな?

 

無責任な感じに聞こえると思うけど、うちはそうやって過ごしてきて良かったと思っている。

 

 

もちろん、自分の意志で勉強をバリバリやったり、好きなスポーツやお稽古事に没頭するのもステキだ。

 

 

大事なのは自分の意志かどうかだ。

 

うちの場合は、みんな自分の意志でのんびりしていたわけだ。

 

そんなんでも、立派なおとなになった。

 

 

あー 胸がキュンキュンするくらいのんびりの夏休みがなつかしい。

 

 

子どもはあっという間におとなになって行く。

 

 

みんなー

 

 

夏休みを

 

 

十分に

 

 

楽しんでねぇ\(^o^)/

 

 

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(発達障害、子育て、自立に向けて、不登校、引きこもり…)

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