周りに目を向ける

ヘルパーの経験

私は職業を記入する度になんて書こうか考える。

講演をしてるから講師だし、本を書いたり、原稿書いたりするから執筆業もしているし、それと障害者のヘルパーもしている。

なのでその時の気分でそのうちのどれかを書いている。

 

実は私は10年くらいヘルパーをしている。

自閉症の方とのか関わりが一番多いが、様々の障害をおもちの方との接してきた。

その中で、視覚障害をおもちの方のガイドヘルプを長くしていた。

お散歩したり、お買い物をしたり、病院に行ったり、ご要望にお応えしてご一緒していた。

当然目の前の段差や道路のちょっとした起伏もお伝えする。

余談だけど、その方は大学教授をなさっていた方なので、専門分野についてお話が聞けて楽しかった。

楽しくおしゃべりをしながらも、危険がないように細心の注意を払った。

 

今朝の出来事

 

 

 

 

 

 

 

前置きが長くなったけど、今日電車に乗るときに視覚障害の方がいらっしゃった。

他の方が乗っても、動かれなかったので「急行ですが、お乗りになりますか?」とお聞きするとすぐに「はい!」という返事が返って来たので、一緒に乗車した。

今までも視覚障害の方にお声を何度かおかけした。

多分、ヘルパーをしていた時の経験があるので、ためらわず声をかけることができたのだと思う。

余計なお世話かなって思うこともあるけれど、毎回声をかけて良かったと思う。

私自身も車椅子を押していて、砂利道で動けなくなってしまったときに、ゴミ収集車の方がわざわざ車から降りて、助けて下さったことや、とんでもない坂道で、車椅子を押して下さった方にすごく感謝したことがある。

困っているだろうなと思って助けて下さったのだと思う。

本当に助かって、ありがたくていつまでも忘れない。

 

なんか今日はちょっと気になることがあって、モヤモヤしていたんだけど、他の人に目を向けた時に心が軽くなる。

 

ありがたいことだ(*^^)

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