自分を愛して

良い、母親とは?

 

「お母さまは良い母親とはどういうものだと思いますか?」

 

「自分を生きている」

 

「よく、母親の無償の愛について言われるじゃないですか?」

 

 

「まず、自分を大切にすることだと思う。
自分を大切にできないで、人を大切にすること はできないから」

 

 

「あのー お母さま、おいしいココアを入れて頂きたいのですが‥‥」

 

「いいよ」

 

そんなわけで、二人でおいしいココアを飲んでいるときに、さっきの質問はどういうことだったのかと聞いた。

 

すると、次男は「良い母親と聞かれたら家族のために尽くすとかそういうことをお母さまは言うと思ったので、それを受けて、では家族のためにおいしいココアを入れて頂けますか?」と言うつもりだったと白状した。

 

まさか、私が良い母親は?と聞かれて「自分を生きてる」なんて言うとは思っていなかった。

 

珍しく次男の思い通りにはいかなかった。

 

うまくいかなかったけど、ココアくらい頼まれれば、お安い御用だ。

 

 

酸素マスクの原則

 

 

 

 

 

 

 

話を戻すが、私は次男の質問に考える余地なく即答した。

 

つまり、心からそう思っているのだ。

 

自分をしっかり生きて、自分を大切する。

 

 

神さまはおっしゃった。

 

自分を愛するように隣人を愛せよ。

 

自分を愛して、大切にできなければ、それを他の人にすることは難しい。

 

私の友人はしょっちゅう飛行機に乗るのだが「酸素マスクの原則」について教えてくれる。

 

飛行機に乗って、非常事態が起こったときに酸素マスクを付ける順番は、まずお母さんが付けて、次に子どもに付けることになっているらしい。

 

そうでなかったら、お母さんが子どもに酸素マスクを付けている間に事切れてしまったら、子どもを助けることはできない。

 

この話を友人はよくする。

 

 

まず、お母さん自身を整えること。

 

 

それが大切。

 

お母さんが整っていれば、自然と子どもも整ってくる。

 

とかく、お母さんは自分のことが後回しになりがちだと思うが、まずは自分なのだ。

 

 

「自分が幸せでなくて、どうやって子どもを幸せにすんの?」

 

 

ケントの言葉をまた、思い出したヽ(´▽`)/

 

 

 

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