コミュニケーション

伝え方

 

この間「伝わる話し方」について書いた。

 

振り返ってみて、私は子どもの学校の先生や校長先生と本当にたくさんお話をしてきた。

 

ほとんどの場合、ご理解頂けた。

 

もちろん、たくさん時間がかかるときもあった。

 

それでも、最後はちゃんと分かり合えて、笑顔で終わることができた。

 

これについて、私は常々思っていることがある。

 

伝える。

 

伝わる。

 

つまり、ご理解頂くことが目的なわけだ。

 

その目的を果たすために何が必要なのか考える。

 

これは誰でも分かると思うが、怒鳴ったり、感情的になったら、決して伝わらない。

 

理路整然と静かにお伝えする。

 

そして、大切なのは、自分だけの思いで伝えないこと。

 

相手にも感情も都合も思いもある。

 

それを無視して、自分の思いだけを通そうとすることは良くない。

 

相手から反感を買うだけだ。

 

分かってくれないと思うときは、相手が分かりたくないということもある。

 

自分の考えと大きく違えば、分かったとは言わない。

 

 

諦めず伝える

 

 

 

 

 

 

 

一つ思い出したことを書こう。

 

次男が小学校5年生の自然学校に行った時のこと。

 

大きなリュックにパジャマなどを入れ、小さなリュックにお弁当と水筒を入れ、両方持って行った。

 

皆、大きなリュックをバスの運転手さんに渡して、お弁当の入ったリュックを持ってバスに乗った。

 

次男は逆のことをした。

 

つまり、お弁当の入っていない大きなリュックを背負いハイキングした。

 

当然、次男のお弁当と水筒はバスに乗せられ、旅館に直行。

 

お弁当は、少しおにぎりを分けて頂いたようだが、水は飲まずにハイキングを続けた。

 

真夏だった。

 

熱中症にならなかったから、良かったけど、今年のように暑い夏だったら、大変なことになっていた。

 

次男に、発達障害があることはお伝えしていた。

 

次男は、普通の子が当たり前に分かることが分かっていないことがよくあった。

 

なので、校外に出るイベントのときは気を使う。

 

 

私は、他の学校に行っている友だちに荷物の受け取りは誰がしたのか聞いてみた。

 

どの学校も荷物の受け取りは担任が行ったと答えた。

 

担任であれば、小さなリュックを預けようとしても、そうではないと指摘できたであろう。

 

まぁ そういう一つ一つの事実を伝えた。

 

実は、最初なかなかご理解頂けなかったが諦めず、伝えたら、先生は分かってくださって「本当にかわいそうなことをしました」と言ってくださった。

 

こういう類のやり取りを私は山のようにしてきた。

 

 

自分の思いを早く伝えたいばっかりに、日頃の感謝もお伝えせずにいきなり話したりすることはよろしくない。

 

まず感謝をお伝えすることはとても大切なことだと思う。

 

そして、ありのまま、事実のみを伝える。

 

そこに、ちょっとでも事実でないことが入るのは良くない。

 

つまり、大げさに言ったり、自分の都合に合わせて違うことを言ったりしてはいけない。

 

責めるような言い方をする必要はない。

 

その事実の中に「あー、こうすれば良かったのか‥」って思う余地がなければ、自分で何が悪かったのか気付くことはできない。

 

だから、責めるように言うことは逆効果になる。

 

コミュニケーションって大事。

 

お互いを理解するためにとっても大事。

 

あっ これ 、もうちょっと三男と話すときにも応用しないとね。

 

先生にはできるんだけどなぁ(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

 

 

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