その後
ありがたいことに原稿を書かなくてはならない。
遂行しなくてはならない。
やらなくてはならないことが目の前にあるということは、今の私にはありがたいこと。
当然、それらを行うときには集中する必要がある。
集中していれば、他のことは忘れられる。
それをしなければ、直ちに涙が出てくる。
2日に亡くなったクーちゃんを昨日見送った。
なんで悲しい?
次男は2日に一日中クーちゃんと向き合ったと言っていた。
なんでこんなに悲しいのか考えたという。
「これから一緒に過ごすことができないという悲しみでした」と言っていた。
計算すると、次男は6歳のときからクーちゃんと暮らしてきた。
ずっと、ずっと一緒に過ごしてきた。
クーちゃんは次男の猫だった。
ミクは三男と仲良しだが、クーちゃんは次男のことが好きでたまらなかった。
夜になるといつも、次男に向かって「早く一緒に寝よう」とニャーニャー言い続けた。
そういうクーちゃんを見る次男の目はとても嬉しそうで、優しかった。
その生活が突然終わった。
そこかしこにクーちゃんの残像がある。
あんまりクーちゃんと仲良くなかったのに、ミクの様子はおかしい。
なんか落ち着きがなくて、不安なのか私にスリスリしてくる。
みんな寂しい。
みんな悲しい。
みんな辛い。
クーちゃんは「悲しまないで」と言ったけど、悲しいものは悲しい。
ゆっくり時間をかけながら、そういう思いを手放して行くのだろう。
ゆっくり、ゆっくりクーちゃんのいない生活に慣れて行くのだろう。
あー、だけど声を張り上げて泣きたい❗️
会いたい
会いたい
声を張り上げて泣いてください。すっごく分かる、すっごく分かる、その気持ち。
Cさま
メッセージありがとう。
家族を亡くしているんだものね。
悲しくなったら、ちゃんと泣く。