校長先生の思い
中学時代の三男の悪行について、先日ブログに書いた。
三男は中学校のときに転校をした。
新しい学校に三男と一緒に、ご挨拶に伺った。
校長先生とお話をしたときに、一応、三男がADHDであることをお伝えした。
その後、校長先生がおっしゃったことは忘れない。
「うちの学校には遅刻をするような生徒はおりません。
ここではまじめにやってもらわないと困ります」
だけど、私はその中学の前をよく通っていて、遅刻して、学校に入る生徒を何回も見ている。
心の中で「嘘つき」って思った。
多分、校長先生はADHDである転校生は、目の上のたんこぶなんだと思う。
来てほしくなかったっていう校長先生の思いはバンバン伝わってきた。
前の学校の校風とは180度違う感じ。
扱いにくい生徒
そして、校長先生の願いも虚しく、三男は「こんなに扱いにくい生徒は見たことがない」と先生に言われるようになった。
そして、とうとう「静かにしてくれるのなら、寝ていようが、本を読んでいようがどうでもよい」ってことになった。
そして、高校進学に大きな影響を及ぼす成績のときに三男はオール1になった。
「おれ70点とったのに1でさ、学校に来ていない友だちが2だったから、先生にもんく言ったんだよ。
まー おれ、態度悪かったからな……」とか言っていた。
そんなふうだけど、担任とは良い関係を築いていたようで、責任を与えてもらって、三男もその期待に応えたりしていた。
担任の愚痴もよく聞いていたようで「先生も色々大変なんだ」と言っていた。
良いところを見てもらった
ある時、小学校の4年生から全く学校に来たことのない生徒が、中学3年生になって、学校に来たそうだ。
その時、三男はその子とずっと話していたと言っていた。
「だってさー、ずっと学校来てなくて、誰も話しかけなかったら、すごい気まずい思いするじゃん。
せっかく久しぶりに学校に来たのにさ」
実は三男は素直で優しい。
「三男らしいな」とちょっとあたっかい気持ちになった。
担任の先生も、三男のことで大変な思いをしながらも、ちゃんと、三男の良いところも見てくださっていた。
だから、あんなに大変な生徒と良い関係が築けてのだと思う。
ありがたいことだった m(_ _;)m
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