あなたは宝

オブザーバーさん

 

私には時々必要なオブザーバーが現れるってことは以前にも書いたと思う。

 

 

そして、またまた現れたオブザーバーさん。

 

 

実は私は三男のことで悩んでいた。

 

 

三男は優しくて、素直でとっても良い子なのだけど、ADHDゆえなのか失敗が多い。

 

なので、私もどうしても口を出すことが多い。

 

もう成人しているのだからと放っておくべきだと思うのだが、昨日書いたようなこともあり、言わずにはおられない。

 

 

でも、これでいいのかなぁという思いがあり、なんか居心地が悪い。

 

 

夫も長男も次男も口を揃えて「放っておけ」と言う。

 

 

だいたい、他の3人の子どもたちにはガミガミ言うことなんてとっくにないわけで、三男だけなんだよなぁ‥‥

 

 

それで、ある方に相談してみた。

 

 

宝の宝

 

 

 

 

 

 

 

その方はこう仰った。

 

 

「末っ子ってそこの家の宝なんですよ」

 

つまり、三男は堀内家の宝なわけ。

 

 

それを聞いたとき、泣きそうになった。

 

あー 三男は私のところに宝として生まれて来てくれたんだなぁ╰(*´︶`*)╯♡

 

 

三男は広島で生まれた。

 

 

その病院では生まれて2時間、私と赤ちゃん(三男)の二人きりにしてくれた。

 

 

おっぱいをあげたり、歌を歌ったり、おしゃべりしてその夢のような時間を過ごした。

 

 

「宝だ」と聞いたときにそのことを思い出した。

 

 

そのオブザーバーさんは三男のことをすごい子だと仰った。

 

 

他のオブザーバーさんからもそんなふうなことを言われた。

 

 

そして、結婚式のときに三男の会社の社長さんとお話したら、三男が仕事をすごく頑張っていて、社長さんも期待していると仰った。

 

 

もう、財布失くしたり、ケータイ代払えなかったり諸々あるけれど、なんか三男はやっぱりステキな子だと心から思えた。

 

 

そして、その三男にはもう少し助けが必要で、
その助けは「母の愛」

 

 

なんだそうだ。

 

 

えっ! わたし?

 

 

やっぱり私がもう少し三男を助ける必要があるようだ。

 

 

「愛」によって助ける。

 

 

それでね。

 

 

帰ってから三男に言った。

 

 

「あなたは堀内家の宝なの」

 

「なんで?」

 

「末っ子はその家の宝なんだって」

 

 

「じゃーおれは宝の宝だね。
だって、親父も末っ子だから宝じゃん。
だからおれは宝の宝」

 

 

三男は嬉しそうだった。

 

 

私は心の中で何度も何度もつぶやいた。

 

 

「そう、あなたは私の宝」

 

はっきりと三男への思いが変わった。

 

 

ただ、ただ愛があふれてくる。

 

 

あなたは私の宝💕

 

 

 

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