教頭の意地悪
小学校の通級指導教室にケントが行かなかったことで、実は小学校の副校長はその時、教頭からひどい意地悪をされた。
あえて意地悪と書く。
なぜなら意地悪の他の何ものでもないから……
どうやら入級審査を受けて許可になったにもかかわらず、行かなかったことで教頭は腹を立てていたのだと思う。
その翌年に次男が同じく入級審査を受けるために学校にお願いしたところ、教頭は「まだ時間があるので今でなくても」と渋った。
入級審査は1学期に1回しか行われず、それを逃したら次の学期まで待たなくてはならない。
そして申請する期間も決まっている。
もちろん私は申請期間を事前に調べていた。
だから、教頭が嘘をついているのが分かった。
私はすかさず、申請のためのリミットが迫っているので直ぐに校長先生にお願いしたいと伝えた。
すると、教頭が言った。
「せっかく校長が通級指導教室の推薦をしたにもかかわらず、ケント君は通いませんでしたよね。
そんなことされたら困るんですよ。だから推薦はできません」
「ケントが行かなかったからといって、なぜ次男が通級指導教室に行くための推薦をしていただけないんですか?
長男は長男。
次男は次男です。
次男にはそういう教育を受ける権利があります」
「じゃー、絶対に今回は行きますね」
「絶対なんて言えません。
本人の意志がありますから、
ですが、推薦はして頂きます」
教頭は渋々校長に伝えると言った。
そして、なんとか次男は入級審査を受けて無事にコミュニケーションの教室に通った。
結局、次男は小学校と中学校を卒業するまで通級指導教室に通った。
しかし、教頭のやったことは必要な教育を受ける権利を奪おうとしたことで、かなりひどいことだと思う。
電磁波測定
その後、私は学校にあるお願いをした。
小学校のすぐ横には鉄塔が立っている。
電磁波のことが気になった。
子どもたちはそのすぐ横で毎日、勉強している。
空き教室があるので、せめて鉄塔に近い教室を空き教室にしてほしかった。
各教室の電磁波を測定してもらって、それによって教室の割り振りをしてほしかった。
東京電力は、無料で測定をしてくれるということを知っていた。
校長先生にお話すると、「どうぞ、どうぞ」と快諾して下さった。
そして、約束の日に東電の人と小学校へ行った。
すると、その教頭が出て来て、東電の人と私の前で言った。
「どんな結果が出ようと、学校は何も変えませんから！」
しかし、予定通り、測定は行った。
当然、鉄塔の近くの教室の値は高かった。
その高いところに1年生のクラスがあった。
今頃書くけど、ちなみに教頭は女性だった。
彼女は私が余計ことをしたと腹立たしかったのだろう。
親の気持ち
親は子どもが大切なのだ。
そのために子どもがより良い環境で学べるように願っているだけだ。
別に学校にクレームをつけるために動いているのではない。
そんな暇はない。
多分、彼女は私のすることが気に入らなかったのだろう。
たまたま、その後に学校に対するアンケートがあったのでプリントにぎっしり教頭のしたことを書かせて頂いた。
私は今まで、たくさんのすばらしい先生方にお会いしてきた。
親と教師は大切な子どもの成長のために協力し合う関係だと思っている。
その考えはずっと変わらない。
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