心配の罠

不安、心配、恐れ

個人的にこのところ、ずーっと思っているのは、最大の誘惑は「心配」だってこと。

色々な方のお話を伺っていて、不安や心配、恐れについて、お話される方が多い。

とにかく私は、ずっとお話を聞いている。

相づちぐらいしか打たないけど、けっこう注意深く聞いている。

かなり、長時間聞いているものだから、色々なお話をされる。

すると、不安や心配や辛さの中に「えっ! それってステキじゃん」とか「すばらしいことだよなぁ」って思うことが出てくる。

私は単純だから、素直にそれを口にする。

「へー ステキですね」

「良かっですね」

「すばらしい!」

話している方はだいたい、いかにしんどいか、辛いか、困っているか伝えようとしているのに私がつい、そういうことを言うものだから、
ちょっと拍子抜けした感じで
「そうですか?」とかおっしゃる。

「はい。すばらしいですよ」
と答える。

そして、そのあたりから、確かに何かが変わる。

そして、良いことをどんどん話してくださる。

気付けばその人は笑いながら話している。

 

どっちを選ぶの?

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まだ起こってもいない未来を想像して苦しんでいる方が多い。

残念なことにそういう不安や恐れの意識は全部お子さんに伝わっていますよ。
でもその逆に『あなたは大丈夫、きっと幸せなおとなになるよ』っていう意識も伝わります」

そんな風にお話をする。

私たちには選択の自由があって、心配することも、大丈夫って思うこともどちらも選ぶことができる。

そしてその思いは、確実に伝わる。

何度も繰り返し言う。

「肯定的な未来を思い描きましょう」

今日も「死にそうだ」と言っていた方が、後半はたくさん笑って、電話を終えた。

多分、現状は変わらない。

だけど、その人の意識が変わる。

意識が変わると、ものの見方が変わる。

ポジティブに捉える?

マイナスに捉える?

こんなことでは将来は大変だと思う?

きっと大丈夫だと思う?

正直言えば、私も放っておけば、心配の罠に陥る。

だから意識的に心配は罠って思う。

心配する代わりに、じゃー どうするか考える。

ちょっと静観する。

お勧めしてみる。

祈る……

できることをして、天にお任せしてみる。

 

大丈夫、きっと、大丈夫

 

あなたの思いは確かに伝わります(*   *).。.:*

 

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心配の罠」への2件のフィードバック

  1. 前田保子 返信

    『意識は伝わる!』
    マイナスの意識に同調する時 心配の種が芽が出てくる。
    マイナスの意識を客観的に 距離を置いて見ていけると 気が楽なんだと思う。

    『心配や不安を手放して 肯定的な未来を思う!』
    『今出来ることことをして 天ににお任せする!』 

    頭ではわかったつもりでも 心が手放し切れない不安の欠片を持っています。
    子どもの将来が不安な母です。

    裕子さんの言葉にいつも励まされています。

    • 堀内祐子 返信

      コメント、ありがとうございます。
      私も分かっていても、そこから抜け出せずにいることがあります。
      でも、心配は良いものを生み出さないって経験的に分かってくるので、ちょっとずつですが、反対の意識にもって行くことができる様になってきました。
      少しずつでも変わって行けたらと思います。

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