突然の死
知人が突然亡くなった。
数週間前に、笑顔で話した。
そのとき、彼女は人混みにいたし、私は他の人を探していた。
だから、話しかけようかどうしようか一瞬迷った。
それでも声をかけた。
彼女は髪にウェーブがかかって、すごく若々しく見えた。
それがよく似合っていた。
そういうとき、私は素直に口にしたくなる。
「その髪型ステキだね。よく似合ってる」
彼女は嬉しそうに笑った。
そして「来年、孫が生まれるんです」と本当に嬉しそうだった。
「おめでとう!良かったねー。楽しみだねー」
「本当に楽しみなんです」
それが最後だった。
後悔しないために
あの時、声をかけて良かった。
彼女の笑顔が見れて良かった。
一緒に喜びあえて良かった。
私たちは毎日選択をしている。
声をかける選択も、かけない選択もできた。
一つ一つの小さな選びを大切にしたいと心から思った。
7年前に、父が60歳で突然亡くなりました。
その父の死の1ヶ月半後に
私が母のように甘えていた8歳年上の友人が
突然なくなりました。
この友人は、父の湯灌をしてくださった方。
私が唯一ワガママを言える人でした。
あのときに
私の考え方が変わりました。
人は、死ぬんだ
ということを、初めて心から理解した日でした。
今日の1日、1分1秒は、永遠ではない。と。
私の周りの人が、生きていてくれるだけで
ほんとにうれしい、、感謝しかないです。
コラムを拝見して
また、再認識しました。
ありがとうございます。
みえこさま
コメントをありがとうございます。
大切な方を亡くすこと、しかも突然に……
本当に辛いことですね。
でも、その衝撃が大きいほど、色々なことを感じ、学びます。
新しい年を前に思うことがあります。