ガッチガチから
多分、私はけっこういろんなことがゆるいんだと思う。
そのゆるさが嫌な人もいると思うけど……
でも私が最初からゆるい人間だったのかと言えば、そうではない。
どっちかと言えばガッチガチだった。
ところがそんな私に神様は4人のユニークな子どもたちを預けてくださった。
そして、ゆるーい夫が私の隣りにいた。
子どもの言動にキーキーしてる私に、夫は決まって「まー まー まー」となだめる。
「まー まー」とか言われても、夫が私の言うことを受け止めてくれるから、それでなんとなく気が済む。
子どもたちは、幼いときから自分の考えがはっきりあり、我が道を行く。
はっきりし過ぎているので、譲れないこと以外は譲る。
でないと、一日中戦いのようになる。
やっぱり穏やかに暮らしたいし、笑顔でいたい。
そうやって少しづつガッチガチがゆるくなって行った。
ゆるくなると隙間ができて、何が大事なのかちょっとづつ見えてくる。
「力、抜け!」
ケントはよく歯車の話をする。
「子どもの歯車と親の歯車の回転が違うから、ぶつかったらボロボロになるだろ。
子どもの歯車はゆっくりまわってんだよ。
だから、子どもの回転に合わせりゃいい」
そこもゆるくないと、子どもの回転の速度が分からない。
つまり、自分の思いが強過ぎると、気づけない。
一生懸命ってステキだけど、ちょっと力を抜いて、ゆったりして笑ってみるのもいい。
けっこう自分も楽だし、子どもも楽になって、自分の力で、自分の良いところを使って生きて行く。
「力抜け!」はケントの口ぐせ。
夫や子どもたちのおかげで、ゆるーくなった私は、
毎日、ほんとに幸せでございます(*˘︶˘*).。.:*♡
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