くどくど イライラ
夫は気が短い。
私がくどくど説明するとイライラするようで決まってこう言う。
「結論を先に言え!」
結論を聞いてからなら、私の「くどくど」もまぁ、聞いてくれる。
いつしか私は物事を伝えるときに「結論から先に言うね」と言って、話し始めることが多くなった。
着地点が先に分かっていた方が安心して聞けたりする。
つい先日、ケントにいきなり呼び出された。
ケントは、困ったことがあっても結婚してからは私に頼ることはあまりない。
しかし、そのときは電話がかかってきて、すぐに来てほしいと言う。
求められれば喜んで飛んで行く。
そして、到着して開口一番私が言ったことは「あなたはどうしたいの?どっちにしたいの?」だった。
ケントは「おふくろ、いきなりそこから来んのかよ」と言いながらも自分の気持ちを言った。
そして、ケントのしたい方向に向けて話し合いが行われ、実りあるものとなり、めでたしめでたしとなった。
着地点があいまいなまま話し合っても、不毛になったりする。
もちろん、どうしたらよいか分からないときもあるからそのときは、話し合いながら気持ちが整理されて、その結果どうしたいかわかる場合もあるけれど……
私はどうしたいの?
これは自分で考えるときにも役に立つ。
けっこう、頭の中がぐちゃぐちゃでパニック気味のとき、「私はどうしたいの?どうなりたいの?」と自分に問いかける。
「子どもと仲良くしたい」とか、「子どもに幸せになってもらいたいのよ私は……」とかその辺の気持ちを分かった上で考えて行くと、「じゃー今私はどうすればいいのか?」が案外、簡単に分かったりする。
子育てするときにも、めあてがあれば、迷ってもそこに戻ることができる。
話しを元に戻すと、特に発達障害の子(人)はくどくど話されると「何を言ってるのか分かんない!」ってことになりやすいので、結論から伝えることは良いと思う。
ついつい、くどくど言ってしまうときは、自分でツッコミを入れてください。
「結論から先に言え!」