もこみちさんの助けを借りて
お正月は自分を甘やかす。
家事は最低限にして、やるべきことをほっぽって
テレビなんぞを布団の中で見る。
まぁ お正月くらいと言い訳して、ダラダラ過ごす。
それで、今日見ていたテレビで、3年間全く父親と口をきいていない高校生の女の子が「お父さんに謝ってまた、仲良くしたいのでそのお手伝いをしてほしい」という内容のドキュメントをやっていた。
お手伝いをするのはもこみちさん。
こういうことは日本中どこにでもある話だと思う。
親や兄弟と絶縁に近い状態の人はたくさんいる。
私も似たような経験をしているから、けっこう真剣に観ていた。
その女の子は、お父さん子でお父さんが大好きだった。
でも高校受験のときに模試かなんかで悪い成績をとったら、お父さんに「そんなんじゃ受からないぞ」って言われて、それが悔しくてそこからなんと3年も口を聞いていないと言う。
お父さんは負けず嫌いの娘の性格を知っていて、奮起させるために娘のために言った言葉だったらしい。
それで、娘は実際に奮起して高校に受かったのだが、多分自分を否定されたっていうそこだけが残ってしまって、現在に至るってことのようだ。
意地を張る
それを観ていて、ちょっと思い出したことがある。
ケントが一つのことにこだわり始めると何時間も何日も言い続けるということがあって、それで私は大変な目にあっていた。
講演の質疑応答の中でこんな質問をなさった方がいらした。
「ケント君はなんで同じことをいつも、ずーっと言い続けていたの?」
「う〜ん。
一回言い始めたら、引くに引けなかった」
「そうだったんかい❗️」
このことを思い出したのだ。
一回始めたら、引くに引けなくなって、そのままずっとときが経って行く。
本当は謝りたいのに‥‥
本当は仲良くしたいのに‥‥
分かりやすく言うと意地を張って苦しくなる。
その女の子は、このままじゃ嫌だと勇気を出して、でも自力でやるのはハードルが高くて、もこみちさんの助けを借りた。
結果、すごーく頑張ってお父さんに謝った。
お父さんは最初憮然とした顔をしていた。
でも娘の「また、仲良くしよう」を聞いて、泣きながら「うん」とうなづいた。
その後がなかなかいいんだけど
お父さんは「じゃー みんなでどこかに旅行をしよう。どこに行きたい?」と言った。
その辺の気持ちは親として痛いほど分かった。
もう、本当に嬉しい。
「今までできなかったこと、なんでもするぞ」って感じ。
その時娘は、間髪入れずに言った。
「カルフォルニアに行きたい❗️」
なんかいいよなぁ
仲直りっていいよなぁ
意地を張らずに赦せたら、謝れたら、ステキな未来が拓ける。
そんなことをしみじみ思った(o^^o)
絶縁‥
家族だからこそなんですよね‥
近づくとブツカル‥
私の兄弟姉妹にも、両親と絶縁状態の子がいます。
親は多分 その子の叫びは、理解できないのだと思います。
理解されない子は、苦しみながら自立するしかなく‥
端から見ている兄弟姉妹も、辛いです。
家族で、元旦にお節を食べれる事は、幸せな事です。
だからこそ自分の子供は、理解したいし、ずっと愛したい。
でも、子供は愛や理解されていると、感じてるかどうか‥です。
Kさま
子どものときはあまり分かっていなかったみたいですが、自分も親になって分かったことがあるようです。
長い目で見ていたいと思います。