こ、困った!
ちょっとおもしろいことがあった。
私はクリスチャンなので、毎週日曜日(安息日)教会に行っている。
そして、今は日曜学校の時間に子どもたちに教えている。
だから、そこで行うレッスンの準備をする。
今度のテーマは「赦し」
えっ え~ !
なんだかんだ言って、私、
ちゃんと父を赦してないし……
しかし、準備はしなくてはならない。
導入がなかなかおもしろい。
子どもたちに1枚の紙に、
今まで他の人からしてもらった嬉しかった出来事を書いてもらう。
次にもう1枚の紙に、
その逆に人からされた嫌なことを書いてもらう。
そして嬉しい紙はテーブルに置いて、嫌な紙を子どもたちの目の前にかざす。
当然、嫌な紙しか見えず、嬉しい紙は見えない。
人からされた嫌なことを赦せずそのことばかり考えていたら、せっかくの良いことや祝福が見えない。
だから嫌な紙は、くしゃくしゃに丸めてゴミ箱に捨てましょう。
そんな感じ
いや~ なんて分かりやすいんだろう。
一人で感激した。
それで、私は?
いやいや感激している場合ではないない。
私、
どうすんのよ。
あれから一度も実家に電話していない。
ちなみにそれまでは、毎週電話をし、毎月実家に行っていた。
私が全く電話をしないので、母は気になっていたと思う。
分かっていても電話ができなかった。
気持ちの整理はついたつもりだったけど、また父に怒鳴られることを思うと、とても実家に行く勇気はなかった。
「ほとぼりがさめるまで、静かにしておこう」
これが、私が出した結論だった。
ところが、不思議なことは起こるもので、「赦し」のレッスンの準備をしたら、
なんと
父の夢を見た。
覚えている限りでは、それまで私は父の夢を見たことがない。
夢の中で、父と私は穏やかに自分の気持ちを話していた。
私は、悲しかった気持ちを父に話している。
父は、怒っているわけではないことを静かに話しでいた。
夢の中で父と私はなんとなく、
分かり合っていた。
そして、私は今日、久しぶりに母にご機嫌伺いの電話をかけた。
もちろん、そんな話はしなかったけど、近況を話して、母たちの様子を聞いた。
母は明らかに嬉しそうに
「元気にやっているから心配しないで」と言っていた。
これが、今の私の精一杯。
でもね
「赦し」のレッスンの準備をしなかったら、私はずーっと実家に電話をしなかったと思う。
それにしても、夢の中の父は穏やかだった。
父はきっと、本当に怒ってなどいないのだ。
ホントはホントはそんなこと
私だって分っているのに……
さー 鼻先にある嫌な思い
ぐしゃぐしゃに丸めてゴミ箱に捨てましょう\(^o^)/
★お読みになっていない方のために
3回シリーズ
・母の選択
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[赦し]は大きなひとつのテーマ…
目の前のおおいだというのはわかりやすいです。
自分の目の梁という箇所で罪がわかりましたが、赦しは目の前のおおいを取り除くことなんですね!
今日も祝福の1日でありますように!
Tさま
コメント、ありがとうございます。
レッスンの準備をしながら「なるほどね」と思いました。
なんだか気付けば、心が軽くなっていました(^_^)