脳の特性

パニクる

 

夫に電話をした。

 

「接続できません」という表示。

 

今までそういう表示を見たことがない。

 

いったいこれはどういうことかと調べたら、着信拒否されている可能性があると書いてあった。

 

なんで着信拒否?

 

パニクった。

 

次男に相談すると「お母さま、考えてみてください。お父さまが着信拒否にする理由がありますか?
メリットがありますか?」

 

だけど、接続できなーい❗

 

しかし、その日は日曜日だったのでモヤモヤしながら教会に行った。

 

帰ってから、他の方に電話する用事があったので電話した。

 

なんと

 

接続できない。

 

三男にもかけてみた。

 

接続できない。

 

つまり、誰にも電話ができない。

 

ここで再びパニクって、三男に「誰にも電話できない❗」と言うと、三男は静かに「おふくろ、落ち着いて、
まず電源切って
それから再起動
以上」

 

直ぐにやってみると、電話はできるようになった。

 

で、で、できた〜

 

三男にお礼を言うと「そういうときはだいたい電源切ればいいから、これ常識だから覚えておいて」と言われた。

 

三男の言う通りなのだろう。

 

普通はそんなことでパニクらず電源切って、再起動して終わりになる。

 

 

教えるチャンス

 

 

 

 

 

 

 

 

私は子どもたちが事故にあったとき、かなり落ち着いて行動する。

 

びっくりするくらい冷静なので看護師さんに「あなたは誰ですか?」と聞かれた。

 

「母親です」と答えると、この状況でこんなに落ち着いたお母さんを初めて見たと言われた。

 

「冷静じゃないと、正しい判断ができませんから」と言うと、看護師さんは「それは分かっていますが、普通それができないんです」とおっしゃった。

 

なんだか、多くの人がパニクるところでは冷静なのに、結構ちっちゃいことでパニクって頭が真っ白になる。

 

なんか、脳の作りがちょっと違うのかも‥‥

 

とは言え、みんな脳の作りはそれぞれ違う。

 

その脳の特性をそれぞれ自覚して、そういう自分とも、他の人ともお付き合いして行くと良いのだろう。

 

よく、相手の言動を見て「ほんと、理解できない」ということがある。

 

つまり、さっきの話に戻るが、

 

同じ出来事に遭遇しても、あたりまえに電源切って冷静に対処する三男。

 

パニクって大騒ぎする私。

 

大きな違いだ。

 

繰り返すが、脳の特性は皆、違う。

 

この人はここが難しいんだな。

 

こういうことが分かりにくいんだな。

 

と、捉えればどうやって助けるか、もしくは理解して頂くように努めるかという発想になる。

 

「こんなことも分かんないの?」って気持ちにもなるんだろうけど、分からないものは分からない。

 

多分、私は次回似たようなことがあれば、静かに電源を切るだろう。

 

それは三男に教えてもらって学んだから‥‥

 

三男が「そんなことも分かんねーのか❗」と言っていたら、私は悲しかったと思う。

 

分からなければ、そのときに教えたらいい。

 

むしろ、そこが教えるチャンスだから(=´∀`)人(´∀`=)

 

 

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA