試してみたら
ありがたいことに、私の講演は何度も来てくださる方が多い。
もちろん、ケントや次男の話を聞きたくて来てくださる方もかなり多い。
そういう方々は、前回の話を聞いて、やってみた結果を報告してくださったりする。
それを伺うのがたまらなく嬉しい。
だって、どんな話も「いい話だったなぁ」で終わってしまったら、あまり意味がないように思う。
その中のたった一つでもやってみて、うまく行けば、その方の生活やお子さんの生活が改善する。
生活が改善すれば、そこに喜びがある。
多くの方は、本当に嬉しそうに報告してくださる。
その笑顔を見ていると、幸せな気持ちになる。
先日も、同じことを言い続け、パニックを起こし暴れていたお子さんが「自分で選択」したら、嘘のように落ち着いたというお話を伺った。
話を聞いて「これ、帰ったらやってみようかな?」そう思って、実践なさっているわけだ。
私はよく「実験だと思ってやってみて」と言う。
「実験だから、うまくいくときもいかないときもある」
最初からそう思っていたら、うまくいかなくても「この方法はうちの子には合わないんだな」ってことが分かっただけ。
だったら、他の方法を試してみればいいわけだ。
石垣島で感動の舞台
話は変わるが、石垣島でとてもステキなミュージカルを観た。
「命ぬ紬詩 -八重山創世記-」
八重山に伝わる神話を柱にした、新しい舞台の幕が上がります。 芝居、舞踊、唄者、ダンス、ファイヤーパフォーマンス、カラーガード、キッズダンスなど島の今を生きる表現者たちが集結! ジャンルや年齢の枠を超え描かれる、命の紬詩
「命ぬ紬詩ー八重山創世記」facebookより引用
すごい迫力だった。
ダンスは子どもたちも踊っていて、みんな輝いていた。
感動した。
この会を主催なさっている代表の方が、石垣島の子どもたちや、おとなも含めて表現の機会を提供することによって、大好きな歌やダンスを続けて行けるように始められたようだ。
厳しい練習の中で培わられる忍耐。
発表する達成感。
感動を与える喜び‥‥
特に子どもたちが生き生きしてた。
この舞台を始められた方は、とにかくやってみた。
困難はたくさんあっただろうけど‥‥
やってみたことによって、表現する人たちも、観る私たちも大きな喜びや感動を得ることができた。
やってみること、始めることには大きなエネルギーがいるけど、やってみなけりゃ何も変わらない。
心が動いたら、やってみよう٩( ᐛ )و