胸を張って
以前、婦人公論という雑誌に海洋天堂という映画の中国人の監督さん(女性)との対談が載った。
とても楽しい対談だった。
その直後に他の雑誌からの依頼が来た。
結構有名な雑誌の人気のコーナー。
本屋さんに行ってその雑誌がどんな記事を載せているか確認した。
う〜ん(//∇//)
確かにそのコーナーは良いのだけど、他のページが‥‥
迷って次男に相談するとシンプルな答えが返って来た。
「天に帰ったときに神さまの前で、その雑誌に載ったことを胸を張ってご報告ができますか?」
結局、丁寧にお断りした。
多分、すごいチャンスだったんだと思う。
でも、そのことを今も後悔していない。
刻まれている
なんだか、今日ふとそのときのことを思い出した。
次男の言う通り私たちは皆、天に帰り神さまに全てを報告するときが来る。
私が口にした言葉
行い
思い
伴侶にどのように接してきたか?
子どもにどのように接してきたか?
隣人にどのように接してきたか?
その全てを報告する。
神さまを欺くことはできない。
なんか怖そうだけど、私は神さまにお会いすることは楽しみ。
もちろん畏れ多い感じだけど、楽しみなものは楽しみ。
たくさん間違えたし、
たくさん失敗したし、
それでも私にできることを精一杯してきましたと胸を張って報告したい。
友だちが教えてくれた。
「体って人に本って書くでしょ!
私たちは自分自身の行いを自分の本に刻んでいる」
そのことを知っていたら、
もっと優しい言葉を使い、
もっと良いことを行い、
もっと良い思いで心を満たすことだろう。
私の全てが刻まれているんだから(-.-)y-., o O