看板に嘘あり

笑いが止まらない

「お母様、この間私が食事の時にずっと笑っていたことを覚えていますか?」

 

「うん、覚えているよ。すっごい笑ってたよね」

 

「なんで笑っていたと思います?」

 

「さぁー ? どうせママがなんかやったんでしょ」

 

「○○(三男)にお母様が色々言っていたじゃないですか?」

 

「うん、言ってたねー」

 

「○○には本当に実績がありませんから、もうこれは仕方がないことだとは思うんですが‥‥」

 

「ママがめっちゃコントロールしてるって言いたいんでしょ❗️」

 

「お母様は講演でコントールはダメですよって言っていますよね。
『これは看板に嘘あり』ですよ。
まぁ 実際、生活している中で、○○は本当に放っておけませんからね。
いいんですよ。
それで
でもなんだかおかしくて笑いが止まりませんでした」

 

 

はっきり言うよなぁ

 

 

 

 

 

 

 

三男は衝動の塊で、とにかくじっくり考えることなく直ぐに行動する傾向が強い。

 

もちろん、良いこともあるんだけど、失敗の回数は半端ない。

 

「あのね、だからあの時言ったでしょ!
今度はちゃんとやっておいてね。
いつまでにやるの?それ」

 

みたいなことを延々と私は言っていたわけ。

 

その横で次男は笑い続けていた。

 

「自分でも分かってるよ。
○○には、けっこう『あーせい、こーせい』って言っちゃうの」

 

「ですから、それは仕方がないと私も思っています。いいんですよ。
○○にはそうした方が良いと私も思います。
でもなんだかおかしくて‥‥」

 

しかしなぁ

 

 

「看板に嘘あり」

 

 

はっきり言うよなぁ

 

 

楽しそうに
笑いながら(((o(*゚▽゚*)o)))♡

 

 

 

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