もっと目を見て

就活

次男は長男と違って自分に自信がない。

なので、就活を始めたものの、はたして自分を雇ってくれる会社があるのかどうか不安だ。

それでも、インターンにはせっせと行っている。

幸いグループワークが多く、毎回楽しんで参加している。

その話がなかなか興味深くて、私はいつも楽しく聞いている。

本人はあまり分かっていなかったが、グループワークの様子はかなりチェックされている。

まー 当然のことだ。

その時点で選考は始まっている。

その辺、次男はよく分かっていない分、気負わずに、ゲーム感覚で楽しく取り組めたわけだ。

なので、企業の人は自然にふるまう次男の、そのままの姿を観察できた。

そして、次男はなんとそれにパスして次の面接に進んだ。

それもよく分かっておらず、なんと返答してよいか分からないと憂うつそうに出かけた。

ところが行ってみると、自分しかいない。

つまり、かなり時間をかけて一人づつの面接。

面接を受けてやっと自分はここまで進んだということをはっきり理解した。

 

次男に足りないもの

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面接する人と、次男とのやり取りがおもしろい。

次男はグループワークでの様子で次男がたくさんの票を集めたということを聞いた。

そして、次男はかなりクセがあるやつだということは、さっさと見抜かれていたらしい。

ところがグループワークでの次男の発言がその企業の目指すものと、めちゃめちゃ被っていた。

おまけに次男は頭が悪いと思っているのに「君は頭がいいから大丈夫」と言われたらしい。

ここでさすがに私は口をはさんだ。

「だから、パパもママもあなたは頭がいいってずっと言ってたでしょ!学校の勉強のことじゃないのよ。考える力があるってこと」

しかし次男は、それにはあんまり同意しない。

 

だけど、最後の方の話を聞いて笑ってしまった。

「君ね、もっと私の目をちゃんと見て話して。それからもっと笑って!」

そういう、次男の苦手なことも分かっているのに、

最後の役員面接で役員が堀内君の良さを分かってくれるといいんだけど」と言って下さった。

そして最後に「君、彼女作りな」と言われたらしい。

その企業に決まるかどうかは分からないけど、私はホントに嬉しかった。

私は親ばかだから、次男がすてきな子だって心から思っている。

だけど、1度か2度しか会っていないのに、企業の方が次男の良さを分かって下さった。

しかも、苦手なところも分かっていながら、推して下さった。

それが嬉しかった。

さすがに次男も少し自信になったようで、嬉しそうだった。

 

これからが就活本番。

 

「君にぜひ来てほしい」と言って頂けるところと、次男が行ってみたいところがマッチするように……

 

親ができることは祈るだけだなぁ(-_-)

 

あんまり関係ないけど、沖縄に向かう飛行機の中で書きました

 

行ってきまーす(^^♪

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