大学生活が楽しかった理由

一人やよい軒

 

卒業式の後「謝恩会には行きません」と言って、一人でやよい軒でご飯を食べて来た次男。

 

クリーニングから上がって来たばかりのスーツにマヨネーズのしみををあちこちにつけて、申し訳なさそうに帰ってきた。

 

「気を付けて食べていたのですが、食べ終わった後、気を抜いてしまったようです。
本当に申し訳ありません」

 

大学を卒業しても、やっぱり次男は次男だなと笑ってしまった。

 

ちょっと気を抜くと、不注意による失敗はたくさんある。

 

普段はできるだけ気を抜かないように頑張っているのだ。

 

 

なぜ、楽しかったのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、ちょっとおもしろいことを話してくれた。

 

次男は大学には友だちが一人もいなかったが、小学校や中学校のときの友だちは何人かいる。

 

その中の一人と先日ご飯を食べに行った。

 

その友人から今までの人生で一番辛い時期と一番楽しかった時期はいつなのか聞かれたそうだ。

 

 

一番辛かったのは高校生のとき。

 

 

最初に入った高校を続けられずにやめて、別の高校に行ったので、その間色々と辛いことがあったのだろう。

 

 

そして、一番楽しかったのは大学生のときだったと思ったのだそうだ。

 

 

「お母さま、友だちが一人もいないのに大学生活が一番楽しかったと感じたのです。
不思議じゃないですか?
でも楽しかったんです。
講義もそれなりに楽しかったのですが、とにかく大学生になってフラッシュバックがほとんどなくなったのです。
それまで、私はフラッシュバックで本当に辛い思いをしていましたから‥‥
それと、友だちがいないことも別に気にならなかった。
私が友だちを求めていて、得られなかったのなら辛かったと思います。
でも私は大学生活の中で友だちは求めていなかったんです。
振り返ったら、私の大学生活は楽しかったと感じています。
ですから、仕事も大変なこともあると思いますが、私はワクワクしているんです。
これから始まる社会人としての生活は、私にとって一番楽しくなる可能性が高いんです」

 

 

次男は何度となく、仕事のことを考えるとワクワクすると言っていた。

 

私も同じなのだ。

 

不安もなくはないのだけど、ワクワク感の方が断然上回っている。

 

次男がこれから会社にどのように貢献していくのか考えるとワクワクする。

 

どうやら、社会人になったら、同僚とはちゃんとコミュニケーションを取るつもりのようだ。

 

 

母は、密かに彼女とかできないかなぁとかなりハードルの高い希望をもってワクワクしています。

 

 

春よこい♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

 

 

 

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