捨てられないもの
断捨離と思考
つまり断捨離は思考なのだと思った。
断捨離の先生はちょっと話しただけで、その人の脳のクセというか、思考が分かるみたいだ。
そして、それと比例してその人の家があるわけだ。
つまり、部屋の中はその人の思考そのものなんだろう。
多くの人は「未来不安型」か、「過去執着型」だと……
それは自分の部屋に表れる。
捨てたあとに
どうやら、自分の写真を捨てるのは上級者らしい。
私の初めての海外旅行はフィジーだった。
ちょっと古いけど、森村桂の「天国に一番近い島」にあこがれた。
フィジーは2番目くらいに天国に近いのではないかと選んだ。
旅行が好きで国内外色々行った。
その思い出の写真を、さっさとためらわず捨てたのだから、われながらいさぎよい。
私が美しければ、子どもたちに私の「若く美しい姿」を残したいと思ったのだろうが、残念ながら、そういうこともなく、あっさり捨てられた。
ところが私が全て、さっさと捨ててしまうのかと思いきや、捨ててないものがあった。
この10年間に及ぶ講演のチラシ。
なんとなく捨てられずファイルに入れていた。
断捨離のセミナーの最中にそのことを思い出したのだ。
記録として取っておいた方が良いのかという思いだと思うが、いやいやそれだけではなさそうだ。
過去の栄光を置いときたいのだ。
まぁ 栄光と言っていいのかどうかも分からないけど……
掲載された雑誌や新聞は捨てていない。
結局、「雑誌は取っておくか」と思いながらこれを書いているのだけど、その他は捨ててしまおうと決心している。
断捨離セミナーの前後に、
大きな講演依頼がバタバタと来た。
多分、捨てた分風通しが良くなって、仕事は増えるだろう。
必要のない物に、しがみついていないでさよならして、新しい出会にわくわくしよう。
さぁ これから名古屋で講演
楽しんできましょう \(^o^)/