スイカのジュース
ケントが生後8ヶ月くらいの時に、ケントを連れて夫の実家の熊本に行った。
空港に迎えに来てくれていた両親に会った。
ケントは、おじいちゃん、おばあちゃんに初対面。
そして会うなり、ニコ ~ってした。
おまけにおじいちゃんに「ダッコして」のポーズ。
これを見て、おじいちゃん、おばあちゃんはすっかり、
とにかくケントは私に全く似ていない、
ちなみに歩いていても、よく二度見された。
まー、そのかわいい孫を迎えたおじいちゃん、
そして、
8ヶ月だし、家ではそんなに食べさせていなかったし、
それでも「お母さん、ケンちゃんウンチが少しゆるいので離乳食は少しにしてもらえますか?」
それを聞いた母は、「うるさか嫁やねぇ」と思ったらしく、
そして、私がいない間に、
つまり、240CCはあったと思う。
どうやら、ケントはおいしかったらしく飲み干したらしい。
それを見て、おばあちゃんは満足だったようだ。
そして、その後とんでもないことになるなどと想像もしていなかった。
自分で治しなさい
そこから下痢が始まった。
家になんとか帰ってきたものの、
熱があるということは腸炎を起こしているわけだ。
あわてて、小児科に連れて行った。
そこのドクターは身体障害がおありの方だった。
椅子にも、やっと座っていらっしゃる感じ。
そして、言語障害もおありなので、
なので、奥様が通訳して下さっていた。
「普通だったら、入院をするような状態だけどケント君の自己治癒能力とお母さんの力で治しましょう」
とおっしゃった。
そして、厚い医学書を開いてその病気の項目を読むように言われた。
先ずケントの病気がどういうものか、私に理解させた。
そして、熱がある腸炎だし、
「お母さん、人参ジュースを作って、飲ませなさい」
もちろん、ジュースと言ったって砂糖が入っているものではなくどっちかと言うと、
人参は下痢を治す野菜の一つらしい。
おまけに身体に活力を与えることができる。
そして熱を加えても栄養が失われない。
先生がおっしゃったことをまとめると、
ミルクはやめなさい。
ボンラクトに変えなさい。
お母さんの手作りの人参ジュースを毎日飲ませなさい。
薬はビオフェルミンだけです。
時間はかかっても、ケント君とお母さんの二人で治しなさい。
確か、ケントのウンチがすっかり固まるのに3ヶ月近くかかったように記憶している。
先生に報告に行くと先生も奥様もとても喜んで下さって、
と褒めて下さった。
私がその後、子どもたちの病気と付き合う上で、
先生が残して下さったもの
直ぐに医者に行かない。
先ず、その病気について調べる。
本人の自己治癒能力を信じる。
薬に安易に頼らず、母が頑張る。
食事に気を配る。
水分補給は特に気を配る。
熱がないのにグッタリしているときは医者に連れて行く。
目の病気のときは、さっさと医者に連れて行く。
医者の言うことは参考にする(あくまでも、参考。
自分の勘に従う……
その先生はケントが10歳の時に神戸から東京に引っ越す直前にお亡くなりに
元気に大きくないなったケントを先生に見せて、
ドクターとして、そして、人として心から尊敬できる方だった。
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座間にて開催された講演会に参加させていただきました。あっという間の時間でした。まだ、頭の中で堀内先生が話すお顔が浮かんでいます。
ありがとうございました。
思いがけず四男が幼稚園時代の時、役員を一緒にやったお友だちに会場で会え、堀内先生が引き合わせてくれたようだと嬉しくなりました。
ブログを拝見し、生のお話を聴きたいと思っていました。小学校で介助員、保育園で保育士をしています。
次回はぜひ、ケントさんも一緒の講演会に参加したいです。