希望の星
ケントの答
先日、ケントと一緒の講演だった。
ケントはいつも質疑応答で行う。
会場からの質問。
「ケント君は、
こういう質問にはだいたい、いつも「ない!」って答えるケント。
この間は珍しくちょっとだけ考えて、「うーん、
なんか、もっと深いところに……」
みたいな返事をしていた。
これをしてもらって良かったって簡単に言葉に表せないんだと思う
思いは知らず知らず少しづつ伝わって行くものだし……
だいたいケントは私に対する不満はたくさんあると思う。
私はかなり弱点も多く、いい加減なところもあるし、
雑だし、忍耐力ないし、
それだけじゃなく、
かなり長いことケントのことをかわいいと思えなかったし、
たくさんケントを傷つけてきた。
嫌なことの方が多かったんじゃないかな?
だから、嫌だったことは直ぐに答えられても、
良かったことは「ない!」なんだと思う。
ところが心にの深いところで何かをずっと感じていて、
それが何かは分からなかったけど、
親のところを離れてみて、
でもやっぱり言葉にするのは難しい。
実は、その返答を聞いていて、私はすごく嬉しかった。
雪が降り積もるように少しづつ、
伝わっていたんだな。
ケントが伝えたいこと
ケントは彼女に
「おれはみんなの希望の星なんだ」と言ったそうだ。
だって、ものすごく大変で、二次障害で暗い目をしていたし、
だけど、ちゃんとおとなになって、バリバリ働いて、
こんなおれができたんだよ。
だから、大丈夫だよ。
ケントの口癖は「大丈夫、大丈夫」
「肩の力、抜きな」
ケントが皆さんの前に立つのは、
ケントなりの思いがあるようだ。
子どもは、自分で育つ力を持っている。
それを信じて、愛を送り続けていれば、
「そういう日が必ず来るよ。
だから、大丈夫、心配すんな」
それを伝え続けたいのだと
思った (* *).。.:*
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おはようございます。
先日からブログを拝読しております。うちの5年生の長男はボーダーですが支援級と交流級を科目によって使い分けているような状況です。
長男の進路や就職等、将来がとても心配でしたが、ブログを拝読させて頂いて、将来に希望が持てるようになりました。
今度機会があれば、公演に伺いたいと思います。
コメントありがとうございます。
ケントにも伝えますね。
きっと喜ぶと思います。
講演、ぜひいらっしゃって、ケントにいっぱい質問して下さいね。