祝福
ケントの結婚報告にfacebook等でたくさんの「おめでとう」メッセージを頂いたり、コラムをシェアして頂き、本当にありがとうございました。
お一人お一人にお返事できていませんが、皆様のメッセージを読ませて頂き、心があったかになりました。
祝福されるというのはありがたいことです。
祝福の意味を調べると「幸福を祝い喜ぶこと、幸福を祈ること……」と書かれていました。
皆様の思いが、ケントと彼女に届いていると思います。
こんなふうでした
昨日、パーカーのフード被った男の子を見た。
それで、ケントの小学生の頃のことを思い出した。
ストレスがかかるといつもパーカーのフードをギュッと被っていた。
うるさいところや、居心地の悪いところではフードを被り、隅っこで固まっていた。
外で人に嫌なことをされた時は、やり返すのではなく、自分の頭を壁に何回も打ち付けていた。
つまり、自傷行為
やめさせのが大変だった。
学校でのストレスか、家に帰ってくると、さんざん悪態をつくか、回転椅子に座ってくるくる回り続けるか、リビングに敷いてあるマットにくるまり、みの虫のように中で、じっとしていた。
今のケントを知っている方は、そういう姿は想像できないと思うが、そんなふうだった。
二次障害で、やる氣はないし、何でも投げやりだし、あんまり、笑わないし、学習放棄したし……
けっこうひどかった。
それでも、ケントの中に育つ力があって、ちゃんと成長して今がある。
講演の中で「なんでそんなに自信にあふれているんですか?」って質問があった。
ケントの答えは
「おれがおれであることが自信だ」
ケントは自分であることを貫き通したのだろう。
だから、私は自分の育て方が良かったとかそんなふうには思っていない。
ブツブツよく怒っていたし、感情のコントロールができずにケントの前で泣いたし、十分かっこ悪い親だった。
必要に迫られて、一生懸命考えてやって行くしかなかっただけ……
繰り返すけど、子どもには「育つ力」がある。
それを信じていれば、応えられら日がきっと来る\(^o^)/
講演、相談会、個別相談、執筆賜ります。
(発達障害、子育て、自立に向けて、不登校、引きこもり…)
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