救急車で運ばれる

不必要な検査

愚痴を書きます。

 

エッセンシャルオイルのセミナーに行こうとバスに乗った。

すると三男からの電話。

いつもならバスに乗っているときには、決して電話には出ない。

なのになぜか出た。

すると救急隊員の方からの電話だった。

「息子さんが、貧血を起こしたので病院に搬送しました。直ぐに迎えに来て頂けますか?」

「はい。分かりました」

エッセンシャルオイルのセミナーには友だちも来ることになっていて、すごーく行きたかったのだけど、息子を放っておくことなどできないので、バスでまた、引き返した。

このところ、仕事のストレスで度々電車で貧血っぽくなったり、具合が悪くて仕事を休んだりしていたので、そういうことだろうと心配はしていなかった。

ところが病院に着くと看護師さんが「息子さん、たった今、カメラをとりに行きました」

「カメラってなんですか?」

「胃カメラです」

「なぜ、胃カメラ撮るんですか?」

「ご本人が胃が痛いとおっしゃったので……」

 

毎日、ご飯をいっぱい食べていて、胃が痛いなんて一度も聞いていない。

どういうこと?
解せない。

 

そして、検査結果は全て異常なし。

私は思わず、ドクターにはっきり言った。

「毎日、ご飯をバクバク食べているんですよ。私は胃カメラを撮る必要はなかったと思います。
ストレスで貧血を起こしたんだと思います。」

ドクターは反論することはなかった。

あっさり「そうですね」と言った。

 

帰りの車で三男に聞いた。

「あなた、胃が痛いって言ったんだって?」

「言ってないよ。
オレが言ったのは胸骨のあたりが痛いって言ったんだ。医者が胃潰瘍かもしれないから胃カメラで検査した方が良いって言ったから……」

 

そこから、私は三男に話した。

「あなたが、胃が痛くてご飯が食べられないとかいうことだったら、検査してもいいかもしれない。
だけど、胃が痛いわけでもなく、食事も普通に取れている。
それにもかかわらず、検査をするのはおかしい。
検査によるリスクもある。むやみに検査をすることは良くない」

実際、三男は胃カメラの検査が苦しくて「二度としたくない」と言っていた。

 

三男は二十歳になっていた。

だから、親の同意は必要ない。

しかし、親がすぐに来ることが分かっていて、さっさと検査した。

 

しっかり問診をした中で、どうしても検査が必要な場合は、本人によく説明をしてから検査をしたら、良いと思う。

 

三男にはドクターの言うことを鵜呑みにするのではなく、普段からよく勉強して、自分の頭で考えるようにアドバイスをした。

 

三男にとってはよい勉強になったと思う。

普段は私の話をあまり聞かない三男が、今日は神妙に「分かった」と何度も言っていた。

 

自分の身体は自分で守る

 

 

 

 

 

 

私は今まで、不必要だと思う検査をドクターに断ったことがある。

理由を説明して「私はこの検査を受ける必要はないと思います」と言った。

ドクターが本当に検査が必要だと考えているなら、私に更に説明をしただろう。

しかしドクターは「分かりました」と言って終わった。

検査を受けるということは、さっき書いたように、リスクがあったり、身体に負担をかけることもある。

そして、おまけにお金がかかる。

検査料はだいたい点数が高い。

私は昔、医療事務をしていた。

検査をするほど病院は潤う。

 

だから、よく勉強して、自分の身体は自分で守る。

 

そして、ドクターは選ぼう(^_-)-☆

 

講演、相談会、個別相談、執筆賜ります。
(発達障害、子育て、自立に向けて、不登校、引きこもり…)

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