ほんとは考えてる
三男は毎日仕事で、朝早く出て遅くに帰ってくる。
今日の現場は近かったので珍しく早く帰って来た。
なので、次男、三男と3人で夕飯を食べることができた。
いつも、疲れているからとほとんど話さない三男だが、
「おれさー、
ぐるぐるすごいいろんなこと考えてる。
行動が早いから、そういうふうに見えないらしいけどさ……
高校やめる時だって、すごく考えたんだよ。
大学出たって仕事がないときだったから、
それだったら、手に職を早く付けた方が良いと思った」
「ふーん。
そういうことを考えていたんだ」
「そうだよ。よく考えてそうした」
そうは言っても、それから三男が働いたところは片手じゃ全然足りない。
数ヶ月働くものの、いやなことがあると直ぐにやめてしまう。
やっと、落ち着く
自分のことは棚に上げて長男は三男のことを心配していた。
「あいつさー、ちょっと嫌なことがあると、
まー 逃げらんないようにするにはマグロ漁船にでもぶっ込むか?」
その気配を察した三男は株式会社の面接の約束を取り付け、
めでたし、めでたしと言いたいところだが、
紆余曲折の後、今の親方のところで働くとようになって、
今度ばかりは腰を落ち着けて頑張っている。
自分が仕事をした、ららぽーとがオープンしたと言っていた。
自分の働きが目に見えるのは張り合いになるようだ。
学校はよく休むし、オール1をとってくるし、朝は起きれないし、
マイナス材料はたっぷりだったけど、今は朝早く自分で起きて仕事に行く。
こんなに変わるものかと思うくらい変わった。
昨日も自分で国民年金の手続きに行ってきた。
「おれ、こう見えてもほんと色々考えてんの!」
立派に成人しましたねぇ (*^_^*)
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