情報の伝え方
「情報を分かつ」ということについて書いたが、情報は提供するが当然選ぶのは相手。
私は子どもたちが小さいときから情報を伝えてきた。
子どもはやはり情報が少ない。
もちろん、どこかで逆転して親が子どもから有益な情報を得ることもある。
しかし、まだ小さいうちは親の情報力にかかっている。
私は娘が不登校のとき、特に色々な情報を伝えた。
悪い情報以外は全部伝えた。
そのときに大きな学びがあった。
入ってきた情報を勝手に親が判断して伝えないのは良くない。
娘は「これは喜びそうだぞ」と私が思っても、全く興味を示さなかったり、その逆に「これはどうかな?」と思うことに反応したりした。
そのときに思ったのだ。
娘は私と違う人なんだから、選ぶものも違ってあたりまえ。
だから、私のところで情報を止めてはならない。
娘は、一つ一つ自分で選んでやりたいことだけやっていた。
その中にはその後、娘に大きな影響を与えたものもあった。
ここで大事なのは、あくまでも情報提供。
お勧めであって、
プレッシャーをかけてはならない。
こちらの意志が見え見えだと、子どもは優しいので、「ママはこれをやってほしいのかな?」なんて思って、自分の意志とは違う選択をしたりする。
だから、あくまでも「あなたのお好きにどうぞ」なのだ。
プレッシャーをかけない
これは、子どもとのやり取りだけに限らない。
他の人に情報を伝えるときも全く同じ。
その人が自由に選べるようにプレッシャーをかけたり、コントロールしてはならない。
それは、決してやってはいけないことだと思う。
恥ずかしながら、私はプレッシャーをかけられて「まっ いいか」という選択をして後悔したことがたくさんある。
なんであれ、自分の選択なのだから自分の責任。
しかしながら、伝える側としては、そこは気をつけたい。
「選択の自由」はとても大切な原則。
みんなが最大限、自由に選択できたらいいなぁ(*^^)
講演、相談会、個別相談、執筆賜ります。
(発達障害、子育て、自立に向けて、不登校、引きこもり…)
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