奇跡を起こす

必ず、乗ります❗

 

プライベートで北海道に行ってきた。

 

仲の良い友だちと二人で行くので、とても楽しみだった。

 

講演で行くときは一人だし、息子と行くことがあっても「楽しくおしゃべり」っていうのはあんまりない。

 

だから、ほんとに楽しみにしていた。

 

成田発だったので成田で待ち合わせ。

 

私は 、まぁまぁ余裕で着いた。

 

ところが彼女は電車を乗り間違えて、到着予定時刻が間に合わないであろう時間だった。

 

ドキドキしながらも、航空会社の方の勧めで彼女の分もチェックインを済ませておいた。

 

チケットをカウンターに預けて、後は祈るばかり。

 

ところが、電車は第2ターミナルに着くと言う。

 

第3ターミナルから出発するのに、もっと絶望的。

 

しかし、彼女からは「必ず乗ります❗」というライン。

 

そして、なんと彼女は言葉通り飛行機に乗って来た。

 

一瞬、幻かと思った。

 

検査場を30分に通過しなければならなかったが、走って、走って検査場に30分に着いたらしい。

 

私がチェックインを済ませていなければ、彼女は間に合わなかった。

 

チェックインをするときに、たまたま航空会社の方が通りかかり、時間がギリギリなので二人分のチェックインをするように言ってくださったのだ。

 

そうでなければ、私は彼女の分までチェックインできることは知らなかった。

 

ちなみに第2ターミナルからのバスも直ぐに出たとのことだった。

 

もう、奇跡でしかない。

 

全てがベストだった。

 

一つでもうまくいっていなかったら、乗れなかった。

 

 

もう一つの奇跡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おかげで、彼女との3日間を、それはそれは楽しく過ごした。

 

それぞれの北海道に住む友人たちに、とっても親切にして頂いて、忘れられない旅となった。

 

しかし、奇跡はそれだけで終わらなかった。

 

私は飛行機に乗るときに、彼女に窓側に行くように勧めた。

 

窓側は景色を楽しめる。

 

ところが、彼女は窓側ではない方が良いと言う。

 

「お隣りに女性が座ったら、ハンドマッサージをして差し上げたいの」とのことだった。

 

ところが残念ながら、男性が座られた。

 

しばらくすると「非常口の席に移動してくださる方はいらっしゃいませんか?」というアナウンスが流れた。

 

彼女の隣りの男性は真っ先に手を挙げて移動された。

 

代わりに座られたのは女性。

 

にっこり笑った彼女は、先ずは私にハンドマッサージをし、次にその女性にハンドマッサージをして、とっても喜ばれた。

 

その方は北海道でさんざん運転をしたそうで、肩がコリコリで大変、お疲れだった。

 

ただのマッサージではなく、エッセンシャルオイルを使っているのでよりパワフル。

 

 

「楽になりました」と本当に喜んでおられた。

 

 

ちなみにその横で私はこの原稿を書いている。

 

 

「私はできる❗」

 

彼女の強い思いが奇跡を呼ぶ。

 

それを目の当たりにした3日間だった。

 

奇跡は待っているのではなく、自分で起こすもの。

 

彼女を見ていて心から思った。

 

 

いつも、誰かの役に立ちたいと思い続けている彼女には、そういう機会が巡ってくる。

 

 

奇跡を呼ぶ彼女のおかげで、エキサイティングな旅となった♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

 

 

 

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