企業からのフィードバック
このところの次男は、ちょいと複雑。
大学3年生。
つまり、就活真っ最中。
インターンシップのグループワークの後、フィードバックがある企業もあって、そういう時はあえて出かけて行く。
だいたい、多くの企業はそこで働く人は普通であってほしい。
高い能力と共に普通が求められる。
ちなみに次男は自分に発達障害があることは言っていない。
言わなくても、次男の言動は、やはり多くの人と異なる。
笑顔がない。
無表情。
言動が突飛。
コミュニケーションに難あり。
……
つまり、マイナスな言葉をたくさん頂戴する。
なんたって親ばかな親に、大事に大事に育てられてきた。
あまり、マイナスなことは言わず、ステキなところをひたすらほめてきた。
賢い子だから、親ばかであることはしっかり見抜いている。
そして、世間ではやはり普通であることが求められることもよく承知している。
自分で事業を立ち上げた長男とは違い次男は、企業の一員として働きたいと希望している。
現実、そして願い
話はちょっと変わるが、つい先日次男とコラボの講演の感想が送られてきた。
ちなみに企業のフィードバックでコテンパンに言われてきたその日だった。
感想には次男の話を聞いて
「元気が出た」とか
「希望をもった」とか
「本当に聞けて良かった」とか肯定的なことしか書かれていなかった。
ボロボロになっていた自己肯定感がそれによってにわかに高くなった。
つまり、次男は変わらない。
しかし、それぞれの立場だったり、状況で次男の評価は天と地ほどの差が出てくる。
「あなたはあなたのままでいい」
と私は思っている。
しかし、就職を希望している次男にとっては、せっかく頂いたアドバイスも貴重。
「お母様にお願いしたいのですが、私が無表情だと感じたら、それを指摘して頂きたいのです」
「分かった」と答えたが、
うーん、いつも無表情だからな………
まー、次男がそれを改善したいと考えていることは良いことだと思うので、協力しよう。
でもその一方で、どこまでも親ばかな私は、次男の良いところを見て「君にどうしても来てほしい」と言ってくれるところを、見つけてほしいと願っている。
願うのは勝手だから、ママはそれを願い続けるよ(^_-)-☆
講演、相談会、個別相談、執筆賜ります。
(発達障害、子育て、自立に向けて、不登校、引きこもり…)
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祐子さんの願いは、とてもよく解ります。
そして、ご次男は自分の良いところを見てくれる人に必ず出会える、と私は思っています。私も勝手に思っています(*^^*)
ご両親が自分を心から愛し、自分を信じてくれていると思える環境の中で、育ってきたからです。
自分は幸せに生きて良いのだという、本来子供が持っているべき確信を、堀内家のお子さま達はちゃんともらって大きくなったと思えるからです。
勿論、祐子さんもご主人も、たくさん辛い事や苦しい事があったでしょうが、どんな時もお互いの立場や気持ちを大切にしながら、一緒に悩みながら励まし合いながら子供を育てて来られた様に思います。
父と母がしっかり会話している、気持ちが通じている、父母の愛が家の中に漂っていると、お子さま達は感じ取れたと思います。
当然の様に思えますが、実際はとても難しい事です。
我が家は、今やっとやり直しています。
堀内家のお子さま達は、私にはとても魅力的に見えます。生き生きと幸せな大人として生きていかれる事と、信じています。勝手に信じています(*´∀`)
ついしん
無表情を直す?って難しいですね。緊張していたら余計難しいですね。
私は、長女を亡くしたとき、毎日顔の体操をしていました。舌を思い切り出したり、口角を上げたり、目を見開いたり…
あまり参考にはなりませんが(^-^;
小島さま
なんだか、天から届いた手紙のような気がしながら読んでいました。
足りないところはいっぱいですが、わたし達夫婦は本当にたくさん話してきました。
もちろん夫はほとんど家にいないので、電話が主ですが……
そういうことを感じ取って下さっていたんだなぁと本当に嬉しく読みました。
無表情の直し方、切ない気持ちを感じながら読みましたが、次男に伝えてみますね。
私もコラムには書けない辛いことたくさんありました。
でも、みんなそういう経験を積み重ねて今があるのだと思っています。
たくさん、励まされました。
ありがとうございますm(__)m