もう一人の孫
子どもたち、孫たちと一緒に久々のディズニーランド。
ケントはギリギリまで仕事で行けるかどうか分からなかったけど、なんとか行くことができた。
ケントの婚約者の子(11歳)Nちゃんも一緒だった。
私はもうすでに、Nちゃんは孫同様。
孫が増えたと喜んでいる。
そうは言ってもNちゃんには本当のバーバがいる。
私は突然現れた知らないおばちゃん。
ケントのママではあるのだけど……
出会ってから、ちょっとづつ距離を縮めてきた。
今までも一緒に食事に行ったり、遊園地や動物園に行った。
Nちゃんは私がプレゼントしたペンダントやブレスレットをすぐに身に付けてくれたり、私が描いたトールペイントを喜んでくれた。
明るくて、優しくて、賢くて、自分の意思がはっきりしているステキな女の子だ。
ママが一人で一生懸命愛情を注いで育ててきたことが分かる。
ディズニーランドで迷子になる
話はディズニーランドに戻る。
午前中はファストパスであまり待たずに乗り物に乗れた。
午後はファストパスがなかっが、みんながどうしても乗りたかったスプラッシュマウンテンに乗ることになった。
なんと140分待ち。
つまり、2時間20分。
それで、私は一人でアナ雪のパレードを見ることにした。
一回、見てみたかったのよねー^_^
エルサが比較的近くで「ありのー ままのー 」って歌っているのを見て、満足した。
スマホの充電は赤になってたけど、ちょっとだけならと写真を撮った。
それから、スプラッシュマウンテンのところに行った。
最後に滝を降りてザブーンってなるところで見ていたら、タイミング良くみんなに手を振ることができた。
それから、出口に迎えに行った。
ところが待てど暮らせど出てこない。
仕方なく電話をしたら、そのままシャットダウン。
ひぇー! どうしよう!
ディズニーランドは迷子になっても館内放送というものはしない。
お子ちゃまの場合はスタッフが探してくれるらしいけど、おとなにはそんなサービスはない。
ディズニーランドは広すぎる。
夕方で段々暗くなってきた。
途方に暮れた。
ディズニーランドでとんでもない孤独感を味わった。
そういう時はお祈りしてみる。
そして、近くにいたお掃除をしているお兄さんに聞いてみた。
「助けて頂きたいのですが、ケータイの充電が切れて、家族と連絡が取れません。何か法法を教えて下さい」
「迷子センターに伝言を残して頂くか、カメラセンターで充電器を買って頂くかだと思います」
迷わず、カメラセンターで充電器を購入した。
あわてて電話した。
みんなで探したけど見つからないので、ケントは乗り物に乗らず、私を探してくれていたらしい。
みんなに会えてホントに嬉しかった。
おみやげを買って駐車場に向かう時、Nちゃんは自分から私と手を繋いで「今日は本当に楽しかったねー」と言った。
泣きそうになるくらい嬉しかった。
ケントが後でこっそり教えてくれた。
「おふくろがいなくなった時、Nちゃん『ゆうバー』って言いながら、一生懸命探してたよ」
孫は私を「ゆうバ」と呼ぶので、Nちゃんはそれを聞いていたのだと思う。
ケントはニヤニヤしながら「おふくろ、良かったな」
そう言いながら、ケントが嬉しそうだった。
毎回、ディズニーランドへ行くと何かをやらかす私。
ちなみにその前の時は駐車場のどこに車を止めたか分からなくなり、ディズニーランドの人に助けてもらって車を見つけた。
そこはトホホなんだけど、皆さんのご親切に触れることができて幸せで、忘れられない思い出になった。
ディズニーランドで迷子になるバーバってどうかと思うが、みんなに探してもらってちょっと幸せ。
孫たちと手を繋いで「楽しかったねー」と何度も何度も言いながら帰ってきた。
笑顔いっぱいの一日に感謝
ディズニーランドはやっぱり夢の国(* *).。.:*
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